【簿記3級問題集②】「経過勘定」の勘定記入問題(第2問対策)

簿記3級問題集②】「経過勘定」の勘定記入問題(第2問対策)

日商簿記3級試験の第2問対策として、経過勘定(繰り延べ・見越し)が論点の勘定記入問題を4問用意しました。ネット試験(CBT)形式にも対応しています(※ただし、採点機能はありません)。

1問あたり7分~8分で解くのが理想です(長くても10分)。ぜひチャレンジしてみてください。

なお、繰り延べ・見越しや勘定締め切りの論点に自信がない方は、先にこちらの記事を見ておくことをおすすめします。

目次

問1. 支払利息の勘定記入(費用の未払いのケース)

Q. 問題

下記の取引について解答欄の各勘定に記入しなさい。会計期間は3月31日を決算日とする1年である。なお、摘要欄と勘定科目名の空欄に用いる勘定科目等に関しては、プルダウンから最も適当であると思われるものを選び、選択すること。

X1年7月1日甲銀行から¥1,000,000(年利1.2%、期間1年、利払日は6月と12月の各末日)を借り入れ、普通預金口座に振り込まれた。
X1年12月31日甲銀行からの借入金について、利息を普通預金口座から支払った。
X2年3月31日決算にあたって、未払分の利息を計上した。 
X2年3月31日勘定の締め切りを行った(未払利息については、開始記入もあわせて行った)。
支払利息
X1/12/31 X2/3/31
X2/3/31
未払利息
X2/3/31 X2/3/31
X2/4/1

A. 解答&解き方ガイド

解答

支払利息
X1/12/31 普通預金 6,000 X2/3/31 損益 9,000
X2/3/31 未払利息 3,000
9,000 9,000
未払利息
X2/3/31 次期繰越 3,000 X2/3/31 支払利息 3,000
X2/4/1 前期繰越 3,000

解き方ガイド

本問は、見越処理(費用の未払分の調整)や勘定の締め切り、開始記入を含む支払利息の勘定記入問題です。

勘定記入問題の基本的な解き方は次のとおりです。

勘定記入問題の基本的な解き方
STEP
開始記入・期首再振替仕訳
  • 前期からの繰越がある場合は開始記入を行う
  • 繰り延べ・見越しや貯蔵品のケースでは、前期の決算整理仕訳の逆仕訳を行い、各勘定に転記する
STEP
期中仕訳

問題文の各取引について仕訳を作成し、各勘定に転記する

STEP
決算整理仕訳

繰り延べ・見越しなどの決算整理仕訳を作成し、各勘定に転記する

STEP
収益・費用・損益勘定の締め切り
  • 収益・費用勘定の残高を損益勘定に振り替える仕訳を作成し、転記する
  • 損益勘定から当期純利益(純損失)を繰越利益剰余金に振り替える(損益勘定の記入がある場合)
STEP
資産・負債勘定の締め切り
  • 資産勘定の借方残高について、貸方側に期末日の日付で「次期繰越」と金額を記入する
  • 負債勘定の貸方残高について、借方側に期末日の日付で「次期繰越」と金額を記入する
STEP
資産・負債勘定の開始記入
  • 資産勘定の借方側に、翌期首の日付で「前期繰越」と繰り越した金額を記入する
  • 負債勘定の貸方側に、翌期首の日付で「前期繰越」と繰り越した金額を記入する

本問の具体的な解き方は次のとおりです。

STEP
開始記入・期首再振替仕訳

本問では、前期の決算整理仕訳がないので、期首再振替仕訳は不要です。

STEP
期中仕訳

① X1年7月1日:甲銀行からの借入時の仕訳

借方貸方
普通預金 1,000,000借入金 1,000,000

② X1年12月31日:利息を支払ったときの仕訳

借方貸方
支払利息 6,000普通預金 6,000

利息の金額は次のように計算します。

支払利息の計算
  • 支払利息の金額 : 借入金1,000,000円 × 1.2% × 6か月 ÷ 12か月= 6,000円

※ 利払日は6月と12月なので、12月に支払う利息は7月1日から12月31日の6か月分

仕訳を支払利息勘定に転記すると次のようになります(解答上、借入時の仕訳は転記不要)。

問1-1
STEP
決算整理仕訳

本問では、甲銀行からの借入金に対する利息のうち、1月1日から3月31日までの3か月分が未払いとなっています(6月30日に支払う)。

したがって、決算にあたって、3か月分の利息について見越処理を行い、当期の費用として計上します。

問1イメージ

X2年3月31日:決算整理仕訳(支払利息の見越処理)

借方貸方
支払利息 3,000未払利息 3,000

未払利息の金額は次のように計算します。

未払利息の計算
  • 未払利息の金額 : 借入金1,000,000円 × 1.2% × 3か月 ÷ 12か月= 3,000円(X2/1/1~X2/3/31)

仕訳を各勘定に転記すると次のようになります。

問1-2
STEP
支払利息勘定の締め切り

支払利息勘定の残高(9,000円)を損益勘定に振り替えて、勘定の締め切りを行います。

X2年3月31日:支払利息勘定の締め切り

借方貸方
損益3,000支払利息 3,000

仕訳を支払利息勘定に転記すると次のようになります。

問1-3
STEP
未払利息勘定の締め切り

期末日の日付にて、未払利息勘定の残高(3,000円)を借方側に「次期繰越」として記入し、勘定の締め切りを行います。

問1-4
STEP
未払利息勘定の開始記入

期首の日付にて、前期から繰り越された残高(3,000円)を貸方側に「前期繰越」として記入し、勘定の開始記入を行います。

問1-5

以上で問1の解説をおわります。

問2. 受取利息の勘定記入(収益の未収のケース)

Q. 問題

下記の取引について解答欄の各勘定に記入しなさい。会計期間は3月31日を決算日とする1年である。なお、摘要欄と勘定科目名の空欄に用いる勘定科目等に関しては、プルダウンから最も適当であると思われるものを選び、選択すること。

X3年4月1日前期末に計上した未収利息勘定¥7,500について期首再振替仕訳を行った。
X3年10月31日貸付金の利息1年分を貸付金の返済金とともに現金で受け取った。なお、この貸付金はX2年11月1日に年利1.5%、期間1年、利息は返済時に受け取るという条件で、取引先の甲株式会社に¥1,200,000を貸し付けたものである。
X3年11月1日取引先の乙株式会社に¥1,000,000(年利3%、期間1年、利息は返済時に受け取り)を現金で貸し付けた。
X4年3月31日決算にあたって、未収分の利息を計上した。 
X4年3月31日勘定の締め切りを行った(未払利息については、開始記入もあわせて行った)。
受取利息
X3/4/1 X3/10/31
X4/3/31 X4/3/31
未収利息
X3/4/1 X3/4/1
X4/3/31 X4/3/31
X4/4/1 前期繰越

A. 解答&解き方ガイド

解答

受取利息
X3/4/1 未収利息 7,500 X3/10/31 現金 18,000
X4/3/31 損益 23,000 X4/3/31 未収利息 12,500
30,500 30,500
未収利息
X3/4/1 前期繰越 7,500 X3/4/1 受取利息 7,500
X4/3/31 受取利息 12,500 X4/3/31 次期繰越 12,500
20,000 20,000
X4/4/1 前期繰越 12,500

解き方ガイド

本問は、見越処理(収益の未収分の調整)や勘定の締め切り、開始記入、期首再振替仕訳を含む受取利息の勘定記入問題です。

基本的な内容は問題1と同じですが、違いとして、本問には「期首再振替仕訳」が含まれています。

期首再振替仕訳とは、前期に行った決算整理仕訳の逆仕訳を当期首に行う仕訳のことをいいます。

本問の具体的な解き方は次のとおりです。

STEP
開始記入・期首再振替仕訳

問題文の指示にしたがい、期首再振替仕訳を行います。

① X3年4月1日:未収利息勘定の期首再振替仕訳

借方貸方
受取利息 7,500未収利息 7,500

なお、未収利息勘定の借方(日付:X3/4/1)が空欄となっているため、あわせて開始記入を行います。本問では、X4/4/1の摘要に「前期繰越」と記入されているので、これをヒントに解答します。

仕訳を各勘定に転記すると次のようになります。

問2-1
STEP
期中仕訳

① X3年10月31日:甲株式会社への貸付金の返済と利息の受け取り時の仕訳

借方貸方
現金 1,218,000貸付金 1,200,000
受取利息 18,000

利息の金額は次のように計算します。

受取利息の計算
  • 受取利息の金額 : 貸付金1,200,000円 × 1.5% = 18,000円

② X3年11月1日:乙株式会社への貸し付け時の仕訳

借方貸方
貸付金 1,000,000現金 1,000,000

仕訳を受取利息勘定に転記すると次のようになります(解答上、貸付金に関する仕訳は転記不要)。

問2-2
STEP
決算整理仕訳

本問では、乙株式会社への貸付金に対する利息のうち、X3年11月1日からX4年3月31日までの5か月分が未収となっています(X4年10月31日に受け取る)。

したがって、決算にあたって、5か月分の利息について見越処理を行い、当期の収益として計上します。

問2イメージ

X4年3月31日:決算整理仕訳(受取利息の見越処理)

借方貸方
未収利息 12,500受取利息 12,500

未収利息の金額は次のように計算します。

未収利息の計算
  • 未収利息の金額 : 借入金1,000,000円 × 3% × 5か月 ÷ 12か月= 12,500円(X3/11/1~X4/3/31)

仕訳を各勘定に転記すると次のようになります。

問2-3
STEP
受取利息勘定の締め切り

受取利息勘定の残高(23,000円)を損益勘定に振り替えて、勘定の締め切りを行います。

X4年3月31日:受取利息勘定の締め切り

借方貸方
受取利息 23,000損益23,000

仕訳を受取利息勘定に転記すると次のようになります。

問2-4
STEP
未収利息勘定の締め切り

期末日の日付にて、未収利息勘定の残高(12,500円)を貸方側に「次期繰越」として記入し、勘定の締め切りを行います。

問2-5
STEP
未収利息勘定の開始記入

期首の日付にて、前期から繰り越された残高(12,500円)を借方側に「前期繰越」として記入し、勘定の開始記入を行います。

問2-6

以上で問2の解説をおわります。

問3. 支払家賃の勘定記入(費用の前払いのケース)

Q. 問題

下記の取引について解答欄の各勘定に記入しなさい。会計期間は3月31日を決算日とする1年である。なお、摘要欄と勘定科目名の空欄に用いる勘定科目等に関しては、プルダウンから最も適当であると思われるものを選び、選択すること。ただし、各勘定の空欄はすべて埋まるとは限らない。

X3年4月1日前期末に計上した前払家賃勘定¥25,000について期首再振替仕訳を行った。
X3年9月1日家賃1年分を普通預金から振り込んだ。なお、家賃の支払いは毎期9月1日に1年分を前払いしている。当期を含め、1年分の金額に変更はない。
X4年3月31日決算にあたって、未経過分の家賃を月割計算により計上した。 
X4年3月31日決算整理後の支払家賃勘定の残高を損益勘定に振り替え、勘定の締め切りを行った。
       
支払家賃
日付 摘要 借方 貸方 借/貸 残高
X3 4 1
X3 9 1
X4 3 31
       
前払家賃
日付 摘要 借方 貸方 借/貸 残高
X3 3 31 次期繰越 25,000
50,000 50,000
X3 4 1
X4 3 31

A. 解答&解き方ガイド

解答

       
支払家賃
日付 摘要 借方 貸方 借/貸 残高
X3 4 1 前払家賃 25,000 25,000
X3 9 1 普通預金 60,000 85,000
X4 3 31 前払家賃 25,000 60,000
損益 60,000
       
前払家賃
日付 摘要 借方 貸方 借/貸 残高
X3 3 31 次期繰越 25,000
50,000 50,000
X3 4 1 前期繰越 25,000 25,000
支払家賃 25,000 0
X4 3 31 支払家賃 25,000 25,000
次期繰越 25,000

解き方ガイド

本問は、繰延処理(費用の前払分の調整)や勘定の締め切り、開始記入、期首再振替仕訳を含む支払利息の勘定記入問題です。

基本的な解き方は問2と同じですが、本問は解答欄が残高式の総勘定元帳である点が特徴です。出題頻度としては問1・問2のような標準式が多いですが、残高式が出題されても焦らないように事前に慣れておきましょう。

STEP
開始記入・期首再振替仕訳

問題文の指示にしたがい、期首再振替仕訳を行います。

① X3年4月1日:前払家賃勘定の期首再振替仕訳

借方貸方
支払家賃 7,500前払家賃 7,500

なお、前払家賃勘定の借方(日付:X3/4/1)が空欄となっているため、先に開始記入を行います。その次に期首再振替仕訳を転記します。

問3-1
STEP
期中仕訳

① X3年9月31日:家賃を支払ったときの仕訳

借方貸方
支払家賃 60,000普通預金 60,000

本問では支払った家賃の金額が明示されていないため、問題文の内容から家賃の金額を計算する必要があります。

具体的には、家賃は毎期9月1日に1年分を前払いしているとあるので、前期に計上した前払家賃25,000円は、X2年9月1日に支払った家賃のうち、未経過のX3年4月1日からX3年8月31日までの5か月分であることがわかります。

したがって、25,000円÷5か月により1か月分の家賃を計算し、これに12か月を掛けて1年分の金額を計算します。

支払家賃の計算
  • 支払家賃の金額 : 25,000円 ÷ 5か月 × 12か月 = 60,000円

仕訳を受取利息勘定に転記すると次のようになります。

問3-2
STEP
決算整理仕訳

本問では、X3年9月1日に支払った家賃のうち、X4年4月1日からX4年8月31日までの5か月分が未経過(前払い)となっています。

したがって、決算にあたって、5か月分の家賃について繰延処理を行い、当期の費用から除きます。

問3イメージ

X4年3月31日:決算整理仕訳(支払家賃の繰延処理)

借方貸方
前払家賃 25,000支払家賃 25,000

前払家賃の金額は次のように計算します。

前払家賃の計算
  • 前払家賃の金額 : 支払家賃60,000円 × 5か月 ÷ 12か月= 25,000円(X4/4/1~X4/8/31)

仕訳を各勘定に転記すると次のようになります。

問3-3
STEP
支払家賃勘定の締め切り

支払家賃勘定の残高(60,000円)を損益勘定に振り替えて、勘定の締め切りを行います。

X4年3月31日:支払家賃勘定の締め切り

借方貸方
損益60,000支払家賃 60,000

仕訳を支払家賃勘定に転記すると次のようになります。

問3-4
STEP
前払家賃勘定の締め切り

期末日の日付にて、前払家賃勘定の残高(25,000円)を貸方側に「次期繰越」として記入し、勘定の締め切りを行います。

問3-5
STEP
前払家賃勘定の開始記入

本問では翌期首(X4年4月1日)の空欄がないので、開始記入は不要です。

以上で問3の解説をおわります。

問4. 受取家賃の勘定記入(収益の前受のケース)

Q. 問題

下記の取引について解答欄の各勘定に記入しなさい。会計期間は3月31日を決算日とする1年である。なお、摘要欄と勘定科目名の空欄に用いる勘定科目等に関しては、プルダウンから最も適当であると思われるものを選び、選択すること。ただし、各勘定の空欄はすべて埋まるとは限らない。

X2年4月1日前期末に計上した物件甲に対する今年度4月から7月までの前受家賃について期首再振替仕訳を行った。1か月分の家賃は¥50,000である。
X2年8月1日物件甲に対する向こう1年分の家賃が当座預金に振り込まれた。今回から1か月分の家賃は¥60,000に値上げしている。
X2年10月1日物件乙に対する向こう1年分の家賃が当座預金に振り込まれた。1か月分の家賃は¥85,000である。
X3年3月31日決算日を迎え、受取家賃勘定の残高を損益勘定に振り替えるとともに、前受家賃を計上した。
受取家賃
3/31 4/1
8/1
10/1
前受家賃
4/1 4/1
3/31 3/31

A. 解答&解き方ガイド

解答

受取家賃
3/31 前受家賃 750,000 4/1 前受家賃 200,000
損益 1,190,000 8/1 当座預金 720,000
10/1 当座預金 1,020,000
1,940,000 1,940,000
前受家賃
4/1 受取家賃 200,000 4/1 前期繰越 200,000
3/31 次期繰越 750,000 3/31 受取家賃 750,000
950,000 950,000

解き方ガイド

本問は、繰延処理(収益の前受分の調整)や勘定の締め切り、開始記入、期首再振替仕訳を含む支払利息の勘定記入問題です。

STEP
開始記入・期首再振替仕訳

問題文の指示にしたがい、期首再振替仕訳を行います。

① X2年4月1日:前受家賃勘定の期首再振替仕訳

借方貸方
前受家賃 200,000受取家賃 200,000

前受家賃の金額が示されていないため、問題文に基づいて計算します。

前受家賃の計算
  • 前受家賃の金額 : 1か月分の家賃50,000円 × 4か月= 200,000円(X2/4/1~X2/7/31)

なお、前払家賃勘定の貸方(日付:4/1)が空欄となっているため、先に開始記入を行います。その次に期首再振替仕訳を転記します。

問4-1
STEP
期中仕訳

① X2年8月1日:物件甲の家賃を受け取ったときの仕訳

借方貸方
当座預金 720,000受取家賃 720,000

本問では受け取った家賃の金額が示されていないため、問題文の内容から家賃の金額を計算します。

受取家賃(物件甲)の計算
  • 受取家賃の金額(物件甲) : 1か月分の家賃50,000円 × 12か月 = 720,000円

② X2年10月1日:物件乙の家賃を受け取ったときの仕訳

借方貸方
当座預金 1,020,000受取家賃 1,020,000

物件乙の受取家賃も計算が必要です。

受取家賃(物件乙)の計算
  • 受取家賃の金額(物件乙) : 1か月分の家賃85,000円 × 12か月 = 1,020,000円

2つの仕訳を受取家賃勘定に転記すると次のようになります。

問4-2
STEP
決算整理仕訳

本問では、X2年8月1日に支払った物件甲の家賃のうち、X3年4月1日からX3年7月31日までの4か月分が未経過(前受)となっています。

また、X2年10月1日に支払った物件乙の家賃についても、X3年4月1日からX3年9月30日までの6か月間が未経過(前受)となっています。

したがって、決算にあたって、物件甲の4か月分の家賃および物件乙の6か月分の家賃について繰延処理を行い、当期の収益から除きます。

※下図は物件甲の処理イメージ

問4イメージ

X4年3月31日:決算整理仕訳(支払家賃の繰延処理)

借方貸方
受取家賃 750,000前受家賃 750,000

前受家賃の金額は次のように計算します。

前受家賃の計算
  • 前受家賃の金額(物件甲) : 1か月分の家賃60,000円 × 4か月= 240,000円(X3/4/1~X3/7/31)
  • 前受家賃の金額(物件乙) : 1か月分の家賃85,000円 × 6か月= 510,000円(X3/4/1~X3/9/30)
  • 前受家賃の金額(合計) : 物件甲 240,000円 + 物件乙 510,000円 = 750,000円

仕訳を各勘定に転記すると次のようになります。

問4-3
STEP
受取家賃勘定の締め切り

受取家賃勘定の残高(1,190,000円)を損益勘定に振り替えて、勘定の締め切りを行います。

X3年3月31日:受取家賃勘定の締め切り

借方貸方
受取家賃 1,190,000損益1,190,000

仕訳を受取家賃勘定に転記すると次のようになります。

問4-4
STEP
前受家賃勘定の締め切り

期末日の日付にて、前受家賃勘定の残高(750,000円)を借方側に「次期繰越」として記入し、勘定の締め切りを行います。

問4-5
STEP
前払家賃勘定の開始記入

本問では翌期首(X3年4月1日)の空欄がないので、開始記入は不要です。

以上で問4の解説をおわります。

簿記3級問題集②】「経過勘定」の勘定記入問題(第2問対策)

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